
三浦半島の東端、東京湾につき出した岬にある「観音崎自然博物館」は、
東京湾と三浦半島の自然について学べる施設です。
いきものを「近くでじっくり見たい」「触ってみたい」という、
子どもの好奇心をしっかり受け止めてくれる空間で、楽しいイベントももりだくさん。
雨の日のおでかけにもぴったりです。さあ、京急線&京浜急行バスで行ってみよう!
海のいきものと触れ合える
めずらしい海のいきものを
間近でじっくり観察できる昆虫、両生類、爬虫類、
植物など、自然を
まるっと学べる芝生広場からの東京湾の
眺望が気持ちいい~!子どもがワクワクする
イベントを開催!ここでしか買えない!
限定グッズあり京急線&京浜急行バスを
使えば、もっとおトク!


観音崎自然博物館の最大の魅力は、海のいきものに直接触れられる「タッチプール」。
屋根のあるテラスに設置されたタッチプールには、ナマコやヒトデ、ウニ、カニ、アメフラシ、カサゴ※など、さまざまないきものが。水から出ないように、やさしく、そっと触れてね。
※時期によって、触れられるいきものの種類は異なります。


観音崎自然博物館には、海のいきものが入った水槽がたくさん。どの水槽の前にも椅子が置いてあり、じっくり、何時間でも観察できます。


生体展示だけでなく、はく製や骨格標本、ホルマリン漬け、模型などがあちらこちらに並べられていて、ながめながら歩くだけでどんどん情報が入ってきます。間近で見られるのが、わくわく、ドキドキのポイント!


展示は、東京湾と三浦半島の「リアルな自然と生態」をテーマとしており、海のいきものだけでなく、
花や草木、昆虫、両生類、爬虫類などの展示もあります。
中でも植物の展示スペースには、自然博物館の隣にある観音崎公園から摘んできたばかりのフレッシュな植物が生けられており、季節感も感じられます。


博物館に併設されている東京湾を見渡せる芝生広場。走り回りたい子どもたちにもぴったりの空間です。
ハンモックが置かれたくつろぎスペースやベンチ、
机もあるから、晴れている日はお弁当を食べたりしてもいいかも。めずらしい海岸植物が植えられているエリアもあるので、植物の観察にもオススメ。


観音崎自然博物館が開かれたのは、なんと、1953年! 実は、70年以上もの歴史ある施設なんです。展示だけでなく、生物の調査や研究、保全活動も行われています。


多くの人が自然に親しめるよう、土日を中心に自然観察会などのイベントを実施(要予約)。小中学生の夏休みの自由研究にもおすすめです。興味を深めてみては?
最後はお楽しみのお土産コーナー。海のいきものをほとんど知らなかった子どもが、帰る頃に「ウミウシ」に夢中になっているなんて場合は、ぜひ、「ウミウシ缶バッジ」のガチャガチャにトライしてみて。

大人もグッときてしまう海のいきもの手ぬぐいや、博物館マグカップも要チェックです。

観音崎自然博物館への電車とバスでのアクセス方法は、3つあります。
●京急線「浦賀駅」より京浜急行バス 「観音崎」行きで バス停「腰越」下車 徒歩約7分
→バスを降りたら直前の信号まで戻り、左手に見える観音崎大橋を渡って、海方面の正面へ。
●京急線「浦賀駅」より京浜急行バス 「かもめ団地」行きで バス停「鴨居」下車 徒歩約12分
→バスを降りたら直前の信号まで戻り、左手に見える観音崎大橋を渡って、海方面の正面へ。
●京急線「馬堀海岸駅」より京浜急行バス 「観音崎」行きで 終点のバス停「観音崎」下車 徒歩約13分
→バスを降りたら、県立観音崎公園パークセンター方面の道を進みます。そのまままっすぐ道なりにトンネルを抜けて歩いていくと左手側です。
なお、6歳以上、12歳未満の子どもは小児運賃(ICは京急線全区間均一75円/京浜急行バス全区間均一100円)、1歳未満の乳児と6歳未満の幼児の運賃は無料です。
観音崎自然博物館の概要
- 住所
- 神奈川県横須賀市鴨居4丁目1120番地
- 公式HP
- https://kannonzaki-nature-museum.jimdofree.com/
- 開館時間
- 9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日
- 月曜日(祝祭日はその翌日)、年末~1/1。なお、7、8月は無休。
- 入館料
-
※個人の場合、3歳以下は無料