POKAPOKAけいきゅうイベントレポート

【けいきゅうキッズチャレンジ】「京急バスの営業所見学&運転士体験!」を開催

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61日(日)、「けいきゅうキッズチャレンジ!」春企画が「京急バス大森営業所」で開催されました。

今回は、営業所を見学してバス運転士さんの仕事を学び、2019年に導入された水素バスの乗車体験や営業車両を用いた運転士体験、洗車体験など盛りだくさんの内容となりました。

「けいきゅうキッズチャレンジ!」は、京急グループ各社や沿線企業と連携した「本物体験」で、子どもたちの成長をサポートし、京急沿線の魅力をお伝えするCSRプログラムです。

当日は1327名が参加しました。

まずは営業係長の福嶋妙子さんに、京急バスの会社説明と大森営業所について紹介してもらいました。

「京急バスでは、一般路線バスと、リムジンバスの2種類を走らせています。社員の間では、バスの色によって一般路線バスを『青バス』、リムジンバスを『赤バス』と呼んでいます」と豆知識を教えてくれました。

京急バスには787台のバスがあります。大森営業所では100台のバスが街を走り、そのうち青バスは86台、赤バスは14台。青バスのうち2台は水素バスです。そして大森営業所には204名の社員さんが働いていて、運転士さんは156名、整備士さん11名、それ以外の仕事をする人が37名いるそうです。

続いて助役の新井克美さんに、バス運転士さんの一日を学びました。一番大切にしているのは、「お客様を安全に目的地に届けること」だといいます。

「運転前はタイヤやウィンカー、降車ブザーなどの操作確認、アルコール検査などを行います。運転中はたくさんのミラーを使って安全確認を行っているんですよ」と話してくれました。

ここで「けいまるくんチャレンジ」にトライ!

「水素バスにはミラーが何個ついている?」と福嶋さんが質問。乗車体験のときに数えて、答えは最後に紹介しますね。

次は営業所と工場を2グループにわかれて見学しました。

営業所ではアルコール検査のやり方などを教えてもらいました。アルコールが体に残っていると警告音が鳴り、その日は運転ができなくなるそうです。

運行が終わるとバスの運賃が入った金庫を精算機にセットし、売上金を納金します。

工場に移動すると、目の前に整備中のバスが並んでいました。大きな車両をジャッキアップして、タイヤ点検をしている車検中のバスもあります。みんな熱心に写真を撮っていました。

「テレビでしか見たことがなかったバスの工場を、間近で見られて楽しかった!」とみんなの目が輝きます。

今回、運転席に座って運転士体験ができるのはリムジンバス、水素バス、路線バスの3種類。体験の前に車両をバックにして笑顔でパチリ!

リムジンバスはトランクが3つあり、長いサーフボードも収納できるそう。社員のみなさんの説明に「知らなかった!」と好奇心が止まりません。開いた状態の非常口を見るのも初めての体験!

水素と酸素で発電する水素バスは、排出ガスをゼロにできる環境に優しいバスです。1台の値段はなんと約1億円!

「トミカの水素バスは持っているけど、実際に見るのは初めて!すごく嬉しくてバスがもっと好きになりました」と話してくれました。

路線バスでも運転席に座ってハンドルを握り、中扉を開閉したり、行き先案内放送のボタンを押したり運転士さん気分を満喫しました。

最後は水素バスに乗って洗車を体験!

バスの停止位置を間違えると、モップがミラーに当たり壊れてしまうので要注意!窓の閉め忘れもNGです。バスの前方・両サイド・後方の汚れを大きなモップで落としたら、水滴の跡が残らないように手作業で窓についた水を拭いていきます。

「安心して気持ちよく乗れるのは、社員さんがいつもきれいにしてくれるからだとわかりました」と感謝の声が聞こえてきました。

そして「けいまるくんチャレンジ」の答えは...。水素バスのミラーの数は「11個」が正解でした。

修了証を受け取りプログラムは終了です。みなさんお疲れさまでした!