「夏休みに親子で学ぼう! バリアフリー・ユニバーサルデザイン教室&ダイヤグラム作成教室」を開催
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2026年7月28日(火)、「けいきゅうキッズチャレンジ!」が開催されました。
「けいきゅうキッズチャレンジ!」は、京急グループ各社や沿線企業と連携した「本物体験」で、子どもたちの成長をサポートし、京急沿線の魅力をお伝えするCSRプログラムです。
当日は28組56名の親子が参加しました。
昨年も大人気だったこちらの企画。鉄道大好き! 京急大好き! な京急社員顔負けの子どもたちから夏休みの課題の参考にと参加した親子まで、楽しいだけでなく学びの濃い時間を過ごしました。

"ママ鉄"としてテレビやYouTubeなどで活躍する豊岡真澄さんの進行のもと、プログラムがスタート。
最初は、電車や駅のバリアフリーやユニバーサルデザインを学ぶプログラムです。公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団の方が、私たちと一緒に暮らしている多様な人々のことや身近なバリアフリー、ユニバーサルデザインについてわかりやすく説明してくれました。


財団の方からの「耳が聞こえない、聞こえづらい方とコミュニケーションをとるには?」 との問いかけに、すぐ多くの手が挙がり、子どもたちからたくさん回答がありました。「どれもいいですね。紙と鉛筆がない場合は、空書(くうしょ)と言って、空気上に文字を書くのもいいですよ。コミュニケーションの方法はいくつもあるので、自分には難しいなとは思わず考えてみてください」とアドバイスが。
他の場面でも参加者同士で意見を出し合い考えていきます。「お手伝いのひとつとして、自分だけでなく、周りの大人に声がけをして大人の人と一緒に行動するのもいいですね」。小さな子どもたちでもできることがあることを知る、貴重な時間になりました。

続いて、ユニバーサルデザインについて学びます。何気なく使っているシャンプーとボディソープを例に、目で見なくてもわかるようにデザインされているものを紹介。日常の暮らしに溶け込んでいるユニバーサルデザインの理解を深めることができました。「牛乳パックや台所にあるラップやホイルなど、身近な製品にもユニバーサルデザインが取り入れられているので、お家へ帰ったら確認してみてください」という宿題も出されました。

いよいよ次は、ダイヤグラム作成教室の時間です。
続いて担当するのは京急電鉄運転課の加覧さん。先ほどの復習を兼ねたクイズ大会からスタートしました。学んだばかりの内容のため、元気よく手が挙がり、次々と正解していきます。5問を終えたところで、京急クイズへ。「ちょっと難しいかもしれません。私、一生懸命考えました」と加覧さん。京急ファンでも悩む難問が続々と登場し、さらにはひっかけ問題まで。しかし、それにも負けず、見事に正解する子どもも! 各クイズの後は鉄道のプロ、京急社員の詳しい解説付きとあって、子どもたちは真剣な表情で耳を傾けていました。


京急クイズを終えたら、ついに、列車の運行スケジュールを線で表した"ダイヤグラム"作成教室です。鉄道業界の間で"スジ屋"と呼ばれるダイヤグラム作成のプロ加覧さんと、同じく京急電鉄の笠原さんが教えてくれます。現役のお二人ならではの、鉄道業界やお仕事の話もたくさん紹介され、鉄道好きの参加者は興味津々です。
そして、実際のダイヤグラムを見ながら、クイズ形式で理解を深めたところで、ダイヤグラム作成に挑戦。ダイヤの元になるデータを見ながら、列車1本ずつレクチャーを受け、今回のプログラム用の列車運行図表に色鉛筆で書き込んでいきます。
「最初が肝心ですよ。最初を間違えるとこの後が全部狂っちゃいます」と伝えられ、緊張感を持ちながら作業する子どもたち。初めてとは思えないほどスムーズにひとりで進める子から、親御さんに手伝ってもらいながらの慎重派まで、各自真剣です。
作業の合間には、現場の裏話も飛び出しました。途中途中、「わからない子は手を挙げてね」とフォローの声がけがあり、1本ずつ時間をかけて進められたので、無事みんなのダイヤグラムが完成。日中の下りパターンダイヤを書き終え、今回のチャレンジは終了です。「今回は下りだけだったので、この列車運行図表と時刻表を使って上りも引いてみてください。皆さんも今日からスジ屋です!」


プログラムの締めくくりは、貸切の京急ミュージアム見学。「開館した時から大好きでよく来ています!」「ちょうど先週も来たところです!」 そんな京急ミュージアムリピーターの参加者たちが楽しみにしていたのは、展示車両「230形」の運転台の見学です。普段は入れない運転台へ、特別に親子1組ずつ交代で入り、記念撮影を楽しんでいました。京急ミュージアム内では、オリジナルグッズなどの販売もあり、「ダイヤグラム作成が面白かったので、時刻表ノートを購入しました。夏休みに自分で作るのが楽しみ!」と、将来、鉄道の仕事に関わる夢を膨らませる参加者の姿も見られました。

今回のプログラムでの一番人気はダイヤグラム作成教室。
「元々、架空の駅を考えたり、ダイヤを考えたりしていたから、ダイヤグラム作成を楽しみに参加したよ。家に帰ってからも作成したい!」
「運転士になりたい夢があったけれど、スジ屋にもなりたい! 今回教えてくれた先生たちが辿ってきた仕事がとても参考になった」
「自分も詳しいと思っていたけれど、それ以上の子たちがいて、刺激を受けました。鉄道好きの仲間がたくさんいることもわかってうれしかった」
など、鉄道への興味をさらに深めるだけでなく、将来の夢を具体的に考えるきっかけになった子も多かったようです。

また親御さんからは
「電車が好きなのは知っていたけれど、想像以上に詳しくてびっくりしました
「授業参観などは後ろからだけれど、すぐ真横に座って、子どもが学ぶ姿や目の輝きなどを見られるのは有意義な時間でした」
「今まで使っていた駅の見方が変わりましたね。帰宅の際、点字ブロックなど、一緒に確認したいです」
「普段はあまり自分から発言しないのに、同じ熱量を持っている子たちと交流できて楽しかったようです」
などの意見が。子どもの"好き"や"情熱"を、学びや将来への興味につなげる良い機会となりました。夏休みの自由研究のテーマを見つけるだけでなく、親子で新たな一面を発見する時間にもなりました。

京急ミュージアム見学の後は、修了式です。一人ずつ名前を呼ばれ、修了書を受け取りました。みなさんおつかれさまでした。